人口流出が進む徳島西部の活性化をしたい!
四国の東側にある徳島県。その西部地域は「にし阿波」と呼ばれ、美馬市・三好市・つるぎ町・東みよし町の4つの自治体で構成されています。祖谷(いや)のかずら橋や剣山、脇町の「うだつの町並み」などがあり、日本の原風景が広がる地域として毎年県内外から多くの観光客が訪れています。
そんな徳島県西部ですが他の地域と同様に「人口流出」に直面しています。近畿圏への進学や就職で若者が流出し、にし阿波地域を含む徳島県の過疎地域で若年層(15~29歳)の人口比率が昭和35年時点で19.1%だったのが、令和2年には8.5%まで減少しています。
平家落武者伝説や伝統的な生活様式の残る、歴史の深いこの地域を維持していくには、より多くの方に魅力を発信し、地域の協力者を増やす必要があります。


地域の雇用創出と活性化を目指すイベント「イチフェス」
そんなにし阿波、とりわけ「つるぎ町」を盛り上げるべく、私たちは「イチフェス」を開催しています!
舞台は廃校「つるぎ町立一宇(いちう)中学校」。 つるぎ町中心部の貞光から剣山に向かう道中、川の対岸の護岸の上に立つ校舎が目を引きます。 グラウンドを基準に地上4階、その下にはピロティが2層あり、秘境ともいうべき山奥に不釣り合いなほどの迫力です。
また校舎の立地は「剣山への通り道」という観光を考えるうえでに重要な場所です。 剣山には年間約30万人の観光客が訪れているとも言われており、その大半がこの学校を尻目に地域を素通りしている現状があります。
一宇中学校は1947年に開校。当初は周辺の地域から児童が集まり、最大で約700名ほどの生徒数がいたそうです。ですが地域の高齢化に伴い児童が減少し、2010年に休校となりました。 現在、老朽化や耐震改修の必要性から校舎は活用が進んでおらず、ほとんど放置されている状態です。
将来的にこの迫力ある校舎を観光資源として活用し、雇用を生み出すとともに地域に足を止める人を増やし、活気をもたらしたい。 そんな思いで「イチフェス」というイベントが生まれました。
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